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このストレスを良い変化に活かす

新年度を迎え、新しいメンバーが加わる職場も多いのではないでしょうか。

新入社員はもちろん、異動してきた人や新たにリーダーとなる人にとって、環境の変化は大きなストレスになります。

しかし、変化の影響を受けるのは、

新しく来た人だけではありません。

もともといるメンバーにとっても、

チームの顔ぶれが変わることで、これまで当たり前だったやり方が通用しなくなることがあります。

その結果、多かれ少なかれストレスを感じることになるでしょう。

その「ストレス」や「違和感」こそ、職場をより良くするチャンスではないでしょうか?


「変わらないこと」に潜むリスク

もしも「何も変わらない」「ノンストレスだ」と感じる職場だとしたら、それはむしろ注意が必要かもしれません。

「自分たちは変わる必要がない。新しい人が慣れるべき」

そうした意識が根付いている職場では、こんな言葉が交わされてはいないでしょうか?

「うちの部署はみんな挨拶しないから気にしないで」

「あの人の機嫌を損ねるとやりにくいよ」

「この職場でやっていくなら、〇〇しないとね」

仕事を教えてもらう前に、まず職場独自の風習や人間関係の説明をされる・・・

そんな経験に、心当たりはありませんか?


新しいメンバーの視点から見ると、その職場はまったく未知の世界です。

この機会に「外から見たら自分たちはどう映っているのか?」を振り返ってみませんか?


新しいメンバーの視点こそ、職場を良くするヒント

「このやり方がベストだから続けてきた」と思っていても、時代が変わり、働き方も変わる中で、それが今も最適解とは限りません。

むしろ、新しいメンバーが抱く疑問や違和感こそ、職場をより良くするヒントになります。


既存メンバーのストレスや違和感も活かす

新しいメンバーが加わることで、既存メンバーも「やりにくさ」や「居心地の悪さ」を感じることがあります。

しかし、それは決してネガティブなものではなく、変化の兆しです。

「このやり方、実は効率が悪いかもしれない」

「新メンバーが疑問に思うということは、外の視点ではおかしいのかも?」

「自分もモヤモヤしていたけれど、これを機に変えてみるのもいいかもしれない」

そんなふうに、既存メンバーが感じるストレスや違和感も、職場の改善につながるヒント になるのではないでしょうか。


新メンバーに「慣れてもらう」だけで終わらせていませんか?

新しい人が職場に加わるのは、「これまでのやり方を守るため」ではなく、

この組織に人が集まり、成長を続けていくため」です。

既存メンバーが感じるストレスや違和感を、新メンバーが職場に一方的に合わせることで解消しようとしていませんか?

それでは、独特な職場の風習を根強く残し、それに慣れない人は離職せざるを得ない、新しい人から辞めていく職場になる危険性があります。

「この違和感の正体は何か?」 を考え、新メンバーとともに職場をより良くしていくことこそが、この組織で個人が育ち、組織の成長につながるのではないでしょうか?


ストレスをポジティブな変化に

「ストレスがある」=「変化のチャンス」 です。

新しい環境に感じるストレスや違和感をネガティブにとらえるのではなく、

より良い職場をつくるきっかけ にしていきましょう。



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